人気企画?ガジェットレビュー第1弾!です。
筆者自身、そこまで最新ガジェットにお金をかけるような人間ではないのですが、「QOLがあがりそう!」「これはコスパ・タイパが抜群にいい!」というものを中心に紹介していきます。(最新ガジェットというよりは、コスパが良いガジェットを定期的に配信予定です。)
「ノートPCはもってるんだけど、ずっと起動しておいて自作のプログラムを定期実行したいなあ…」「PCを買い替えたいけど高価すぎて手が出ない、コスパがいいPCないかなあ…」という方には、本記事で紹介するミニPCを強くおすすめします。是非、読んでみてください!
ミニPCとは?
ここでは簡単な概要の説明とします。
ミニPCとは、その名の通り、通常のデスクトップPCよりも小型化されたPCの総称です。
CPUやメモリ、ストレージなどの主要部品をコンパクトにまとめることで省スペース化を実現しています。
ノートPCと比べてディスプレイやキーボードなどの付属品がない分、安価で手に入り、近年は高性能なCPUやメモリを搭載しているモデルが増えているので、コスパがいいPCになりつつあります。
省スペースで持ち運びもしやすいですが、ノートPCと比べてディスプレイやキーボードが付属していないので、結局、ディスプレイやキーボードを作業時に用意する必要があり、外での利用には向きません。
なので、私はミニPCをサブ機として、家で24時間稼働するなんちゃってワークステーションとして利用しています。メイン機はノートPCとしているので、持ち運びはノートPCです。
商品レビュー
今回購入した商品の紹介をしていきます。
購入商品
商品名「TRIGKEY G5 Mini PC」
詳細情報(スペックなど)は以下の通りです。
ブランド | TRIGKEY |
メーカー | TRIGKEY |
CPUブランド | Intel |
CPUタイプ | Celeron N |
CPU速度 | 3.4 GHz |
RAM容量(メモリ容量) | 16GB |
SSD容量 | 500GB |
サイズ/重量 | 11.5cm*12cm*5cm / 800g |
購入金額 | \32,000(税込) ※2024年1月20日に購入しました。 |
選んだ理由
スペックと費用のバランスがよく、レビューもそこそこ良かったので購入を決めました。
セールのタイミングによっては、Amazonで約3万円前後で購入できます。
CPUのスペック選定基準:
簡易なプログラミングの実行環境として利用を考えているので、CPUの処理性能はそこまで重視していないです。
処理が実行できればOK、24時間稼働させる前提なので処理時間は多少かかってもOKで、どちらかというと消費電力が小さいものがいいと考え、今回のCPU(N100)の性能で十分と判断しました。
N100の性能については、以下の記事が参考になります。
動画編集などを快適にしたいのであれば、性能がもう少し欲しいかも?といった感じです。
メモリのスペック選定基準:
8GBか16GBのどちらにするか論争ですが、迷った場合は16GBを推奨します。
プログラミング用途で利用するので、処理によってはメモリ不足になってしまう可能性があります。
また、OSもWindows11なので、今後のアップデートも考えると16GBがいいのではと思います。
SSDのスペック選定基準:
メイン機で利用しているノートPCが256GBで少し足りない感じがあるので、500GBにしました。
今回はプログラミング用途なので、そこまで容量の大きさは意識していないですが、ストレージサーバー(NAS)として利用したい場合は、1TB程度あってもいいかもしれないですね。
消費電力の選定基準:
他のブログ等を拝見しましたが、大体15W(高負荷でも30W)程度だそうです。
大体、デスクトップPCで50~150W、ノートPCで20~30Wなので、省エネですね。
1か月24時間を15Wで稼働する場合で試算しても、324円/月くらいのコストです。
上記、ブログ記事がとても勉強になりました。是非参考にしてみてください。
約4か月使ってみた感想
購入してから4か月使い続けていますが、特に処理などで遅いと感じた場面はなかったです。
普通のノートPC同等のパフォーマンスを発揮してくれています。
映像出力もHDMIを2ポート搭載しており、不便に感じることはなかったです。
また、小さいので場所もとらず、デスクの片隅にちょこんと配置しています。(結構かわいい)
これまでノートPCを起動して、プログラムを手動で起動していたのですが、すべてミニPCで定期実行するように仕込んだら、とても楽になりました。(活用事例は後ほど)
ミニPC活用事例
ここからは、ミニPCの活用事例を紹介したいと思います。
すべて無料のサービスを使っているので、ミニPCさえ用意できれば無料で実現できます(笑)
プログラムはすべてPythonで実装しました。
活用事例の解説は、別記事で順次アップしていくので、お待ちください!
Qiitaの技術情報をSlackへ投稿
Qiitaで投稿される最新の技術記事を自動取得し、Slackに投稿します。
自分の興味があるタグだけを指定しており、自分から検索する必要がないので本当に便利です。
RSSフィード+SlackAPIを使い、pyファイルはbatファイルから実行することで、Windowsのタスクスケジューラから定期実行ができます。
賃貸情報を自動取得
Webスクレイピングをつかって、特定のHPから情報を抽出する処理を定期実行します。
私は引っ越しを考えているので賃貸情報を取得してますが、ジャンルを問わず定期的に情報を取得できるので、汎用性が高いです。
毎週、取得した情報をPowerBIでレポートにして確認してます。
週末お出かけ情報をNotionへ投稿
WebスクレイピングとNotionAPIを組み合わせることで、週末のお出かけ情報を毎週自動取得してビジュアル化することができます。自分の住んでいる地域を設定しておくことで、個人にカスタマイズされたダッシュボードを作ることができます。NotionAPI無料なんですよね…本当にすごい。
※著作権の関係で一部モザイク加工を施しています。
Youtube/ネット記事の投稿をNotionへ投稿
週末お出かけ情報と同じ仕組みで、Youtubeの投稿や、好きなメディア記事の投稿もNotionに投稿することができます。
これらを組み合わせて、自分だけの情報掲示板をつくれるのがうれしいですね。
※著作権の関係で一部モザイク加工を施しています。
毎朝Xで自動ポスト
XのAPIを利用して、定期的に自動投稿をすることができます。
試しに、毎朝アメリカンジョークをポストするスクリプトで遊んでいます(笑)
定期的な情報発信につかったり、自動でポストをいいねしたりと、使いどころは多そうですね。
まとめ
以上、ミニPCのご紹介でした。いかがでしたでしょうか?
初期費用3万円前後で、これだけ働いてくれれば文句なしですね。(笑)
因みに、24時間フルで働いてくれるので、「Kevin」と名前をつけて愛用してます。
(小さくて働き者なのでミニオンから名前をとりました。)
名前を付けてあげると相棒感が増していいですね。
それではよいミニPCライフを!
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